訳ありの社内SEブログ -中小企業の情シス部門-

元システムエンジニア→社内SE。非IT系企業での社内SEの日々の業務についてブログ書きます。

社内のITリテラシーが低い(2)

こんにちは。社内SEのもりもんです。

 

以前、会社のITリテラシーが低いという記事を書きました。

 

bluelion307.hatenablog.com

今回はこの話の続きです。

端的に書きますと、

「社内にWindowsXPマシンがあった」

「Microsoft Office2007を未だに使っている」

ということです。(記事投稿現在2019年4月・・・)

 

皆さんご存知の通り、どちらもすでにサポート切れの製品です。

WindowsXPについては、社内のネットワークに接続されており、主に古いプリンタの制御用PCとして動作しているようです。

これがなぜWindowsXPのまま放置されているかというと、その理由は

「だって、誰も触らないし、ネットとかメールとかしないから社外アクセスしないでしょ」

とのこと。

この愚かな理由のため、Windows7化はもちろんの事、今回Windows10化の対象からも漏れようとしております・・・。

うーん、、PCって電源入れてるだけで様々なサービスが起動されてるし、ネットワークに繋いでたらそれらのサービスが通信することもある上に、ウィルスやマルウェア感染の危険性もあるんだけど。。

悪意を持った攻撃者からすると、このような古いOSのままネットワークに接続しているPCは格好の標的になりますね。

 

もう一方のOffice2007については、これはもう、当時からパソコンを変えていないだけ、という理由になります。かろうじてWindowsXPからWindows7にはアップデートしたようですが、Officeについては問題を感じる事なく、そのまま使い続けていたようです。

というか、OSについても、元々Windows7のPCをダウングレードしてWindowsXPで使っていたので、無料だからWindows7にアップグレードしただけ。

Officeのアップグレードはお金がかかるからやめとこって感じですね。

 

というわけで、今でもうちの会社ではOffice2007が現役稼働しております。

現状で特に問題を感じていることなく、PCのWindows10化とともに、何事も無かったかのように、プリインストール版のOffice2016かOffice2019に変わることでしょう。

 

WindowsXPについてはどうなることやら・・・。

一応、この前の部署内会議で問題提起はしておきましたが、イマイチ、そのまま使うことの危険性やOS更新の必要性が分かっていないようで、、このまま据え置きになる可能性も。。